ホーム活動情報協賛活動7月16日〜18日 東日本大震災 現地訪問・事前研修の報告

7月16日〜18日 東日本大震災 現地訪問・事前研修の報告


7月16日 プロジェクト結 現地訪問前トレーニング

プロジェクト結(http://project-yui.org/)の事前研修を受けました。
事前研修の内容は、前半はチームビルディングとして、初めて会う方々といかに一体感を醸成し仲間としての素地を築くかという事に主眼が置かれ、極めてパーソナルな情報をどんどん出したり聞いたりすることをゲームの中で行うというものでした。
・自己紹介 ・クレヨンと紙を使い、好きに自分を表現
・得意なことと苦手なこと、参加者に聞きたいこと、名前当てゲーム など

午後は現地での人との話す際の意識の向け方、自分の意識の持ち方、心を開くやり方などの少し技術的な部分を学びました。
・自分の体内(特にお腹の丹田)に意識を集中することで落ち着き、自分自身に立ち返るグラウンディングという技術のトレーニング
・多くの人がいるところで誰かと話すに時の視野
・意識を広げる技術のトレーニング
・最後はその日初めて聴く歌を3回程度聴いて覚え、チームに分かれて歌と踊り

被災地訪問@福島県 湯元(湯元+いわき+小名浜)

17日〜18日で福島県いわき市にある、旅館に宿泊し現地を訪問しました。  旅館は福島原発30キロ圏内の非難地域から来られているご家族が多く宿泊されており、普段は一般には開放していないのですが、ご厚意により泊めていただきました。旅館では旅館のオーナー夫妻や案内をしてくださったドライバー、タクシーの運転手の方々から、まだまだ大変であるということをお伺いしました 18日は、津波や地震の爪痕の残る喜楽苑や小浜海岸にも行き、大きな防波堤が破壊され家の区画だけ残された地面の上に転がっている惨状を見てきました。

被災地の様子  被災地の様子
被災地の様子  被災地の様子

参加者の感想

今回のイベントに参加された杉谷昌彦様より感想をいただきました。
※お名前はご本人様の許可を得た上で掲載しています。

■7月16日 プロジェクト結 現地訪問前トレーニングに関して

この日は、プロジェクト結の事前研修を受けました。当日初めて会うプロジェクト結のメンバーとFFO社会貢献の方とともに、事前研修が始まりました。
最初はどんな方が来るのかも知らず、不安交じりの状態でのスタートでしたが、最終的にとても満足して終わったことを覚えています。
体験前に想像していたものは、事前研修では現地訪問時の子供との話し方や、注意すべき言葉などを学ぶものと思い込んでいたものですから、参加メンバーのチームビルディングと意識の持ち方、自分との対話といった内容がメインだったので、大変驚きました。
しかし実際一日研修に参加して、現地にお邪魔するボランティアメンバーがさも元々一つの仲間のように結託し、被災地の子どもや大人と笑顔を一緒に作っていく作業をするにあたり、チームビルディングという事がどれほど重要かという事を改めて実感しました。なぜなら、この研修が終わったときには、メンバーの誰が誰で、何をしていて、どういう事が好きで嫌いで、自然と話しかけたい内容がいくつも頭に浮かぶほど、その日だけで中身を知り合うことが出来ていたからです。

■被災地訪問@福島県 湯元(湯元+いわき+小名浜)

17日〜18日で福島県いわき市にある、旅館に宿泊し現地を訪問し、旅館のオーナーさんやタクシーの運転手さんのお話を伺いました。
とても心に残っているのは、タクシーの運転手さんの言葉です。その方は震災直後にご家族は地方の親族に預け、自らは被災地に戻りタクシーの仕事をしていたとのこと。理由を聞くと、「この土地を愛して本気で復興しようとしたら、現地の人間が下を向いてないで、立ち上がらなければいけないんだ」と仰っていました。運転手さんは復興省のTOPの失言にも理解を示し、「立場や言い方は問題だったかもしれないが、言っていることは理解できる。僕らがやらずに国や他の人に助けてもらってばかりではいけないんだ」と仰っていたのです。 とても前向きなお考えにビックリしましたし、やはりその通りだとも思いました。産官学での連携を密にし、そういった前向きな方々をいかにバックアップするのか。というのはとても大切な議題だと思いました。
また、津波の被災現場にも伺い、大きな防波堤が破壊され家の区画だけ残された地面の上に転がっている惨状を拝見することができました。元々いくつもの生活がそこにあり、いくつもの笑顔がそこにあったと思うと、とても心が苦しくなりました。 程度でいうと、宮城県のほうが津波被害はひどいのでしょうが、被害が甚大かどうかや何名亡くなったかではなく、そこにあった幸せが一瞬にして流され、戻ってこなくなってしまい、悲しみが生まれ、過酷な復興の道のりを歩き始めている方々がいらっしゃるという事に、とても大きな衝撃を受けました。
全体を通してFFOの野村さん、三谷さんのオーガナイズのおかげで、大変良い経験に溢れた3日間になりました。また、この経験を通し関わる人々に現実を伝えるとともに、自分の今できることをやっていこうと、改めて考える良い機会になりました。 私の所属する会社や子会社でも、何人もの被災者がおり、事務所や車が流されたり、機械が流されたりと大変な被害がありました。個人の力での被災地支援はもちろん、企業を巻き込んだ支援や、NPOとしてのサポートも視野にいれ、いつか被災地が日本社会復興のトレードマークになるように、今できることをやっていこうと感じました。

文末にはなりますが、お声掛けいただいた鈴木桂さん、プロジェクト結の事前研修をオーガナイズいただいた野村さん、現地訪問をオーガナイズいただいいた三谷さん、楽しく話してくださった山田さんと井原さん、そして前々日の声掛けにも乗ってくれた友人をはじめ、今回を形作ってくださった皆様に感謝します。 ありがとうございました。

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